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FGIの革新 アクティブインタビュー

グループダイナミックス

GI方法論の2方向
グループインタビューの方法論は大きく2つに分かれる傾向にあります

当初、グループインタビューは「ダイナミックGI」からスタートしたと我々は考えています。
それが、

日本人は、自己主張が弱く、グループダイナミックスが生成しない。(しゃべらない)
1人、2人だけが発言して(全体を引っぱって)結果がうまく読めない。
自己紹介だけしゃべって、後ダンマリでは「謝礼ドロボー」だ。

という不満がクライアントから指摘されました。
そこで、

そんな「盛り上がらないGI」より、1人づつ指名して「しゃべらせればよい」

ということなったようです。
指名してしゃべらせるやり方は、反応の鈍いグループには有効な方法のひとつですが、最初からこの方法をめざすのは「本末転倒」と考えます。

現在は、ほとんどのグループインタビューが、2つの方法の中間のやり方で行われているようです。

そんな「盛り上がらないGI」より、1人づつ指名して「しゃべらせればよい」

コラム

グループインタビューが盛り上がらない原因は何か?

①テーマ設定のミス 仮説や質問の意味が対象者にはトンチンカン
②リクルーティングの失敗 条件に肝心なことが抜けていた(購入者だが中古車だった。他)
③モデレータの力不足
共感的に参加できない。(フローにこだわり過ぎる。他)

以上のことをチェックする必要があります。
②、③はわかりやすい原因ですが、①の原因が案外多いものです。

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