アウラの商品群
アイトラッキング
CookDoのデザインインサイトは何か
7月26日に第18回のアウラセミナーを実施した。
テーマは「アイトラッキングとインタビュー」とし、サブタイトルは「認知トラッキング(感覚・知覚ではなく認知をトラッキングする)」とした。
実際のインタビューでは「CookDoのデザインインサイトは何か」探ることにした。
CookDoがCookDoと認知されるデザイン要素は何かを探るのが目的である。
その背景に「デザイン変更」の時、変えていい部分、変えてはいけない部分を明らかにする。ということを設定した。
(もちろん、セミナーのための仮のテーマ設定です)
アプローチとして、
- ブランドのプロファイル、ロイヤリティの実態を把握する
- ブラインドでPKの「絵」を描かせる(12色くれよん)
- 競合関係での認知トラッキング(アナログアイトラッキング)
- CookDo単体での認知トラッキング(アナログアイトラッキング)
というプロセスを採用した。
結果は、
- デザインパターンをほぼ正しく描けたのは8人中1人
(リクルーティング条件は1回/月以上のCookDoの購入・使用者) - 競合の認知トラッキングでは「見たことない」PKに視線が行く
- 単体での認知トラッキングはロゴ→シズル写真→種類名の3要素で巡回
というものだった。
ここから以下のような結論を導き出した。
- デザインインサイトは縦2(3)分割の画面構成
- 墨一色の独特の書体のメニュー名
- アップで撮影されたシズルカット
- CookDoのロゴデザイン
以上の要素の組み合わせ、バランスがデザインインサイトである。
方法的な発見として
- 「絵」を描かせるのは有効(表現力の個人差はあるにしても、対象者が持っているイメージが具体化される)
- 機械的アイトラッキングでもそうであろうが、視線が行かなかったところのプロービングが重要
- やはり、アイトラは1on1インタビューが向いているが、FGIでもできる
などがあった。
次回はペルソナビルドをやる予定。
ある対象者の作品