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メタファーインタビュー
人や友達がどんどん湧いてくる(メタファーインタビュー事例)
4月28日に16回アウラセミナーを実施した。
今回のテーマは「メタファーを使ったインタビューⅢ」で、ファーストフード「マクドナルド」のブランドイメージをメタファーを使って深く探るというものだった。
メタファーインタビューは通常1on1インタビューでやるものだが今回はあえてグループインタビューでやってみた。
具体的には以下のプロセスで実施した。
- 対象者に事前に「マクドナルド」をイメージする写真を3枚以上持参してもらう。
(対照として、モスバーガー、スターバックスを象徴する写真も持参してもらう。) - まず、Macのイメージをインタビューする。(メタファーなしの状態)
- 持参した写真のストーリー(意味、理由)を語らせる。
- ストーリーとMacの関係性を語らせる。
- 最後にお互いの写真のストーリー(意味、理由)を語り合う。(これがグループインタビューにした理由)
参加者にモデレーションを体験してもらったが、最後の部分は私の指示不足で不十分に終ったことが残念ではあった。
Macの日常イメージ(メタファーを使わない常識的、ステレオタイプなもの)からメタファー(思考)を経ることで、新しい(気づいていなかった)イメージが対象者から語られた。
この「どんどん湧いてくる」という表現は、
- 注文した商品がすぐに出てくる
- 新製品、新メニューが次々に出てくる
- 高校生や自分の知り合いなど気軽な(カジュアルな)人間関係がある
というように、マクドナルドが、
- カジュアルな活気に満ち溢れた
- ワクワクする空間として
認識されていると結論できそうである。
これは「早い、安い、うるさい」と否定的なイメージの裏にあった肯定的なイメージが引き出されたのである。
写真のメタファーを語ることでもたらされた新たな(潜在的な)認知(イメージ)である。
*アウラセミナーは少人数のセミナーで実践的なインタビュー方法が学べます。
興味のある方は本HPを時々開いてください。
*今回も参加いただいた方々に感謝します。