出版・セミナー情報
このセミナーは終了いたしました。
<今回のテーマ>
評価グリッド法は消費者の認知構造を明らかにする手法としてよく使われます。
リサーチ手法としては1on1インタビューがデフォルトになっています。(まれにミニグルイン)
今回は
- リサーチ手法としての評価グリッド法の理解
- 評価グリッドをグループインタビューでやってみるという新しい試み
- 評価グリッドをゲーミフィケーション的にとらえて対象者の活性化の手段とする
ことをテーマとします。
評価グリッド法は関東学院大学讃井教授が開発した手法です。
当初は「レパートリーグリッド発展法」とされていました。
<評価グリッド法とグループインタビューとゲーミフィケーション>
評価グリッド法は消費者の選好順位に着目して、消費者の認知構造を明らかにしようとする方法です。
(定量的手法の「コンジョイント分析」に似ていなくもありません)
評価グリッド法は単独の調査プロジェクトとして実施されることが多いようです。
我々は、評価グリッド法を通常のグループインタビューに組み込む方向で考えています。
グループインタビューの途中で評価グリッド法を使う、という考え方です。
もうひとつ、実験的に評価グリッド法をゲーミフィケーションの手段として使おうと考えています。
グループインタビューでのゲーミフィケーションは、
- 対象者にグループインタビューを楽しんでもらい、
- 調査主体と対象者の垣根を取り払って、テーマに関する一時的なコミュニティを作る。
ことと考えています。
評価グリッドは対象者に作業をさせますから、そこにゲーミフィケーションを取り入れます。
参加していただきたい方
- 評価グリッドの実際を体験したいリサーチャー、クライアントさん
- グループインタビューでの創意工夫を考えているリサーチャー、クライアントさん
- ゲーミフィケーションに関心のあるリサーチャー、クライアントさん
開催日時・場所
日時:2012年8月29日(水) 10:00~18:00
場所:アウラマーケティングラボ(恵比寿)
10:00~12:00 | 評価グリッド法の理解 |
13:00~14:00 | グループインタビューのフロー作成 |
14:00~16:00 | グループインタビュー(通常のインタビューと同様、一般消費者をリクルーティング) |
16:00~18:00 | デブリーフィングとラダリングによる分析 |
18:30~ | 懇親会(無料:参加自由) |
評価グリッド法とは
対象者は3つのアポリア(意識してない、表現できない、合理化する)を抱えています。
これを乗り越える方法のひとつが評価グリッド法です。
- 具体物を提示する
- 選好順位を付けさせる
- その理由をインタビューする
というプロセスで実施されます。
こうすることで、コトバのやり取りだけでは解明できない認知構造とその構成要素が分析できます。
ラダリング
マーケティングリサーチでは消費者の認知構造をxyの座標軸上にポジションさせるのが一般的です。
評価グリッド法は認知構造をラダー状モデルで分析します。
費用・応募方法
① インタビューを担当するコース(1人のみ) 73,500円(税込み)
② インタビューはやらないコース(6人) 15,750円(税込み)
以下の必要項目と①または②のどちらかご希望のコースを記入して、FAXまたはe-mailでお申し込みください。
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アウラマーケティングラボ
東京都練馬区大泉学園町6-19-29
Tel 090-2626-2844
E-mail: auraebisu@gmail.com